I'm not nameless.

吉澤閑也くんとギターロック

独断と偏見による音楽雑誌の特色早見表

2月にSHOW BY ROCK!!のアプリを始めた私、そのタイミングで好きなバンドの新規大量入荷があったので、今月始めに久々に手持ちの雑誌を引っ張り出して読んでた。

BIGMAMAめちゃくちゃロキノン出てない?ものすごい得した気分だよ。

 

私の手持ちの雑誌の数

ROCKIN’ON JAPAN 12冊

Talking Rock! 3冊

MUSICA 1冊

GIGS 2冊

GO!GO!GUITAR 3冊(たぶん)*1

音楽と人 4冊

計 25冊(たぶん)

 

数字にしてみると意外と少ないけど、ロキノン1冊が馬鹿みたいに分厚いし重い。嵩がでかいんだわ。

中古屋で買ったものも含むけど、あって5,6冊ぐらいだと思う。多いか。

ロキノンの別冊も5冊ほどあったかな。集計には入れてないですけど。

しかしこんだけ買ってるのに懸賞当ててくれないロッキングオン。クレーム入れるっパー!*2

 

そんなわけで本エントリーでは、一ロックファンであるこのわたくしめが独断と偏見でそれぞれ雑誌の特色と長所短所をあげていこうと思います。誰得とか言うんじゃありません、坊や。ぶっ飛ばすぞ。

 

  1. ROCKIN’ON JAPAN
  2. 音楽と人
  3. Talking Rock!
  4. MUSICA

 

ROCKIN’ON JAPAN(株式会社ロッキング・オン発行)

少女漫画雑誌で言うところのちゃお。いや私ちゃお買ったことないし、もっというと漫画雑誌なんてちゃお以外読んだこともないんだけど、聞くところによると付録が豪華だっていうんで。

ええ、付録豪華なんです。というか付録が付いてくるのって、音楽雑誌の中ではこれくらいしかないんじゃないでしょうか。

私が持ってる中でいちばん好きな一冊はまさにロキノンでして。昨年(2016年)の10月号なんだけど、04 Limited Sazabysのアルバムリリースに伴って彼らのインタビュー単独の別冊が付いてきた号。それ目当てで買ったら、オリジナルのコンピレーションCDが付いてきたんである。

JAPAN'S NEXTというシリーズコンピの7作目だったんだけど、そのときは単なるおまけにしか感じなかったそれが、私がsumikaに溺れ始めるきっかけになるんだから人生分からんもんだよね。ちなみにその時の話はあちこちで書き散らしてるんで、暇なときにでも探して読んでみてくださいな。興味あったらだけど。

関係ないけどその号をこないだ読み返してみたら「あいなきせかい」の時のカフカのミニインタヴュー載ってて思わずガッツポーズしたよ。

 

勿論本誌の内容が悪いわけではないんだけど。ただこれから挙げる雑誌と比較すると、音楽的な内容よりはアーティストのパーソナルに迫る要素の方が強いと思います、個人的には。だから新曲の裏話を聴きたいならほかの雑誌の方がいいと思うけど、例えばフロントマンの生い立ちの話なんかは2万字インタビュー企画のあるロキノンがいちばん内容濃いかも。したがって音楽雑誌という立ち位置だとちと弱いかな。関係者の方の目に留まったらどうしよう、このブログ。(笑)

連載も面白いです。みずしな孝之さんの「妄想トリビュート」が意味が分かるとオモロイ話的な感じで読んでて楽しい。あとJAPAN TIMESの扉の写真とか、爆飲会とか。爆飲会超好き。TAKUMAさんの回が好きだったけど、好きなアーティストにはかなわないよねぇ、やっぱ(笑)

私が初めて買った音楽誌は2年前の春にmiwaちゃんの別冊目当てでドキドキしながらレジに持ってったロキノンです。当時こそ「つまらんな。もう買わんやろな」と思ったけど滅茶苦茶買ってる。しかも今になって見てみたらビーバー載ってた。

 

 

音楽と人(株式会社音楽と人発行)

そもそもバニラズの連載が無ければ知りもしなかった雑誌。しかも今は片岡健太氏のコラム連載もあるよね。健太さんの文章大好き。

他の雑誌との大きな違いは読者層かなと。分かりやすく言うと取り上げるアーティストが違う。今私の手元にあるのは今年の5月号なんですが、表紙がゆず。あとTHE COLLECTORSの武道館密着が載ってる。あと山崎まさよしが連載やってる。今回取り上げてる4誌の中では音人以外そんなに載ってないんですよ(私の所持する雑誌の中では)。

あと編集さんと大御所アーティストの距離感が近い。さっき言ってたまさよしさんの連載は古株の編集さんと一対一で喋ってる内容(たまにスタッフさんも加わる)なんだけどお互いの呼び名が「山さん」と「チリ毛」だし。で、これはまさよしさんがブリしゃぶをした話か何かだったと思うけど、編集さんから「なんで呼んでくれなかったの?」みたいな発言があったりする。ファンじゃなくても読んでて面白い。

あと特徴的なのがレヴュー。ボリューム感はないんだけど、8人のライターさんに各々1ページずつ割り振られてて、その半分でコラムを書き、もう半分ではひとり7枚ずつ新譜のレヴューを書くの。その7枚のチョイスがひとりひとり違って、被った盤のレヴューを読み比べるのが楽しい。メディア露出が極端に少ないアーティストのレヴューを見つけると得した気分になるよ。

 

 

Talking Rock!(株式会社トーキングロック発行)

これは思い込みだけど、私の周りの人たちが読んでるのはこれが最も多いのではないかと。ただし隔月刊。臨時号バリ多いけど隔月刊。

インタヴューの内容としては曲そのものの話が多いかな。そこに至るまでの導入も長くて濃いので読んでて飽きない。トーンは、音楽と人とまではいかなくても雑談っぽい感じであまりお堅くないですね。私は音人の方が好きだけど、こればっかりは好みですから。写真も綺麗。

例えば私が好きなバンドのファンになったばかりの友達が、好きなバンドが載ってる雑誌を初めて買おうとしてるならこれを薦めると思う。

バックナンバーの取り寄せが可能なのもいい。しつこいようだが隔月刊誌ですし、あまりあれこれ悩まなくて済むかも。ただ、変に1冊だけ売り切れたりしてるから困る。(笑)

これは余談なのですが、私が持ってる3冊はバックカバーがフォーリミとバニラズとビーバーです。そしてこれも余談なんだけど、こないだビーバー目当てで買った号の投書コーナーに、垢消しした元相互フォロワーの絵が載ってて変な声が出ました。多分変な声出したのは私だけじゃないと思う。悦くん、見てるか?(実名を出すな)

 

 

MUSICA(株式会社FACT発行)

私が持ってるのはブックオフで買った2015年の11月号のみ。KEYTALKの武道館前だよ!私が彼らを知った直後だよ!ひえー!!笑

この雑誌のレヴューが本当に大好きなんだ!まずレヴュー欄を担当するライターがとても多い。そして現役ミュージシャンが多い。私の好きなSUPER BEAVERからもぶーやんと柳さんが寄稿してる。あとthe band apartの木暮さんも。知らないアーティストの新譜のレヴューでもつい読んじゃうけど、木暮さんが寄稿してるアーティストは邦か洋かすら分からない上に難しい言葉ばかりが並んでるから大体途中で読むのやめちゃう。

話を元に戻す。本業のライターさんのレヴューも勿論いうことない。この雑誌は1枚の新譜のレヴューを3人のライターさんが書いてるんだよね。

私がその良さに気づいたのはSALLYのリリース時に立ち読みしてた号なんだけど、banbiのシングルとSlimcatの新譜を取り寄せ予約して一銭の余裕もないくせにレヴューだけの為に*3買うか本気で悩んだくらい。

インタヴューはこの4誌の中でもボリューミーな方だと思う。前述したトーキングは作品そのものを掘り下げるタイプだったけど、MUSICAは制作のバックホーンにフィーチャーするタイプかな。

 

 

おまけ

 

GO!GO!GUITAR

雑誌の種類が種類なのでまずボーカルとギターにばかり焦点が行きます。機材然りインタヴュー然り。これはあまり教えたくないけど、実はアーティストグッズの読者プレゼントはこの雑誌が狙い目かも。この雑誌の掲載情報をオフィシャルHPに載せないことがほとんどなので。ただしサイン入りポスターなどの類はメンバーが大幅に欠けてます。

 

GIGS

機材の詳しい話を知れたり、いろいろな楽器の試奏してるバンドマンの写真を見られるというだけで割と独自性はあります。あと機材や楽器の広告がいっぱい載ってて胸が高鳴る。ブルエン表紙の時に読プレでサイン入り色紙を頂いたので、単純な私は贔屓にしようと決めた。まあそれはゴゴギも同じなんだけど(笑)*4

 

 

 

 

まとめ

石左さんは「音楽誌なんてものはオワコンじゃないのか」と仰ってましたが、私は興味ないアーティストの記事も含めてガンガン読みます。意外と面白いよ。そこから好きになったアーティストとかはいない。多分私はただの活字中毒なんだろうね。

今回紹介した面々は単に私の手元にあるものに限定した内容なので、もしここに加筆したい方などいらっしゃればこの記事を引用してご自分のブログなんかに追記していただければと思います。

妹がドル誌を買い漁ってたのでよく分かるのですが、音楽誌は冊数こそ少ないものの1冊の値段がべらぼうに高いので、バンド好きの特権であるフリーペーパーを駆使してある程度で満足することもテだと思います。私はそれを切っ掛けにフリーペーパー収集という新たな扉を開き今に至りますが。

勢いのあるバンドだとたまに公式情報一切なしでファッション誌とかに載ってますが、それはひとえに全部追ってたらキリがないという公式からのありがたいお告げなので(多分違う)わたしは基本立ち読みで済ませています。ただ私の本棚には「顔が良すぎた」という理由で、15センチ四方くらいの小っちゃいフォーリミインタヴュー記事の為にブックオフで108円で購入したセブンティーンがおります。また私はバンドマンの恋バナフェチでもあるので、音楽誌ではなかなか語られない恋の話が読みたくて買いたくなることが多い。そして手に入れたあとは「うわwwwキャラ作ってやんのwwwwww」って笑ってます。性格の悪さが露呈してますね。

 

買う雑誌に迷った時にでも参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆SHOW BY ROCKやろうな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

*1:妹っちに何冊かあげたのでいまいち把握し切れてない

*2:SHOW BY ROCK!!ゲーム内バンド「テケバキツ荘」ボーカルのタケッパー(クレーマー)の真似です。キャラモデルは「ウソツキ」ボーカルの竹田昌和氏。

*3:ロキノン買ったから満足してた

*4:隼ちゃんのピック頂いた。現物に付いた無数の傷にドキドキしたよね