I'm not nameless.

吉澤閑也くんとギターロック

20190308

奇しくも、カフカの公式サイトが消えていることに気付いた日から、ちょうど一年が経ちました。

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こんな質の悪い冗談やめようよ。何?

…なんて言って私が悲しむ筋合いなんて、多分ない。
KFKのライヴはナイサーでしか観たことないし、改名はだいぶ引きずったし、正直今も断ち切れてないし、その戸惑いは。

でもKFKの音源はとりあえず揃えてるし、たまに聴きたくなったりもする。
前身がカフカだったからしんどかっただけで、KFKの音楽自体は結構好きだった。
なにより、あの4人が好きだった。


なんですか?なにかの夢でしょうか?たちの悪い冗談なのかな?
1年以上前にも似たような涙を流した気がするんですが、気のせいでしょうか?

4人も人間ですもの。私がどうこう言ったって仕方のないことではあります。それ以上に私は部外者であって、酷い言葉をぶつける筋合いはない。なによりそんなことをするなんて、他でもなく自分が許さない。
でもショックだし、何でって思うし、不本意だけども「許せない」って感情は確かにある。

なのになんで、私はちゃんと息を吸えているんだろう?


最後の音源はデジタルリリースらしい。実物を手に取れないのは寂しいけど、出してもらえるだけ嬉しいです。
最後のライヴは4月26日らしい。私、バイト受かってたらその日が初日なんだけど。休めないんだけど。どうしよう…絶対に行きたい。いや行きたいは違う。行かなくちゃいけない気がする。でも、会場はクラブだし。今までの東京遠征とはわけが違う。
「私はラストライヴを観ていないから」という逃げを使うのは、もしかすると今なのかもしれない。

思い返せば改名のときも「解散という言葉が何度もよぎった」(意訳)というメッセージが出されていました。
そうならないためのたった一つの方法がKFKだったんだと、私は思っていたんだよ。

でもね、ちょっとだけホッとしている自分もいる。なんでなんだろう。自分が許せないな。


ごめんなさい。私はクソガキだから、物分かりの悪い子供だから、ありがとうもお疲れさまもまだ言いたくないんです。
ラストライヴが終わって、本人たちが「ありがとう」っていうまで、多分言えないと思う。
それ以上にたぶん実感が出来ない。だって今分かってないから。

私がカフカのライヴを初めて観て一瞬で堕ちた日から、あと2週間で丸2年が経つ。
LOWNAMEの結成と同じ年に生まれた私の妹は、この春で中学生になる。



そっか。
そうなんだな。


私、これからもミュージシャンを好きになれるんだろうか。