奇しくも、カフカの公式サイトが消えていることに気付いた日から、ちょうど一年が経ちました。
twitter.com《 大切なお知らせ 》
— 𝐾𝐹𝐾 (@wearekfk) March 8, 2019
突然のご報告となりますが、KFKはアルバム『Lullaby For My Errors』リリース、そして2019年4月26日渋谷WOMBでのワンマンライブをもって解散することとなりました。
これまで応援していただいたファンや関係者の皆様、本当にありがとうございました。https://t.co/sxulhDk4oo pic.twitter.com/Dp0Fno5IYo
こんな質の悪い冗談やめようよ。何?
…なんて言って私が悲しむ筋合いなんて、多分ない。
KFKのライヴはナイサーでしか観たことないし、改名はだいぶ引きずったし、正直今も断ち切れてないし、その戸惑いは。
でもKFKの音源はとりあえず揃えてるし、たまに聴きたくなったりもする。
前身がカフカだったからしんどかっただけで、KFKの音楽自体は結構好きだった。
なにより、あの4人が好きだった。
なんですか?なにかの夢でしょうか?たちの悪い冗談なのかな?
1年以上前にも似たような涙を流した気がするんですが、気のせいでしょうか?
4人も人間ですもの。私がどうこう言ったって仕方のないことではあります。それ以上に私は部外者であって、酷い言葉をぶつける筋合いはない。なによりそんなことをするなんて、他でもなく自分が許さない。
でもショックだし、何でって思うし、不本意だけども「許せない」って感情は確かにある。
なのになんで、私はちゃんと息を吸えているんだろう?
最後の音源はデジタルリリースらしい。実物を手に取れないのは寂しいけど、出してもらえるだけ嬉しいです。
最後のライヴは4月26日らしい。私、バイト受かってたらその日が初日なんだけど。休めないんだけど。どうしよう…絶対に行きたい。いや行きたいは違う。行かなくちゃいけない気がする。でも、会場はクラブだし。今までの東京遠征とはわけが違う。
「私はラストライヴを観ていないから」という逃げを使うのは、もしかすると今なのかもしれない。
思い返せば改名のときも「解散という言葉が何度もよぎった」(意訳)というメッセージが出されていました。
そうならないためのたった一つの方法がKFKだったんだと、私は思っていたんだよ。
でもね、ちょっとだけホッとしている自分もいる。なんでなんだろう。自分が許せないな。
ごめんなさい。私はクソガキだから、物分かりの悪い子供だから、ありがとうもお疲れさまもまだ言いたくないんです。
ラストライヴが終わって、本人たちが「ありがとう」っていうまで、多分言えないと思う。
それ以上にたぶん実感が出来ない。だって今分かってないから。
私がカフカのライヴを初めて観て一瞬で堕ちた日から、あと2週間で丸2年が経つ。
LOWNAMEの結成と同じ年に生まれた私の妹は、この春で中学生になる。
そっか。
そうなんだな。
私、これからもミュージシャンを好きになれるんだろうか。