I'm not nameless.

吉澤閑也くんとギターロック

なんかもう改名から半年近く経つのになにも諦められてないしなにも認めようとしないしやっぱり私はクソなお荷物でしかない
フォロワーさんにおつかいを頼んだ新譜を聴いて、好きでいられるかどうかこれまでで1番悩んだんだぜ
歌ものだと思ったことは特になかった
でもオートチューンは好きじゃない
もっと言うとEDMも好きじゃない
彼の喉は美しい楽器で、私の変な声とは似ても似つかない冬の空気の音だった
だから大事にしてほしいんだよ
ぞんざいに扱ってるだなんてそんな馬鹿馬鹿しいこと思わないし思えないけど、宝物だから

あくまで惚れたのは私の責任であって、あの人たちは私のために存在しているわけじゃないとかうるせえ、うるせえよ
わかってないとでも言いてえのか
私は毎秒そのことを思い毎秒傷ついてるんだから追い討ちかけんな

結果としてクソにわかみたいな形で終わったけど本当はそれで終わるつもりじゃなかった
あんな音を立てて堕ちるなんて思いもしなかったし初めてだった
そして向こう3年は確実に触れない味だろうと思う


なんでみんなそんなにきちんと次のフィールドまでついていけてるんだ?
なんでみんなそんなにいいファンでいられるんだ?
私には無理だ
私が以前の彼らの中で知っている時間は極端に短い
ライヴだって2回しか行ってないんだぞ
好きを自覚してからはたった一度だけ
ライヴハウスで聴きたい曲はもっとあった
まだ聴いたことがない曲もある、その分の楽しみもある
でもワクワクして聴くことは無理なんだよね
大損失さ



結構しんどいつもりでいたけどそれが本心なのかはわかんないし
この記事だってどこまでが本心でどこからが自己顕示欲なのかわかってないんだもん
なにしろ感情がない
それは彼らに対する無感情か行き過ぎた感傷か
いまフリック入力を押すのはいいねのためなのか
なにもわかんない、わかんないんだよ





ファンってなんなんだろうな
ファンができることってなんなんだろうな
ファンが「してあげる」だなんてつけあがるのはいつからなんだろうな
わからんけど私ができることはライヴハウスの最後列でミラーボールを眺め開演を待つことくらいなのです
そこにもう彼らが立つことはなくても

私のラジオ事情

フォロワーに向けた記事なのであまり需要はないかもですが、ラジオの録音について。

我が家では母がradikoプレミアムの会員なので、私もそのおこぼれにあずかっている。以前はあれだけ「ラジオにはリアルタイム聴取の美徳がある」と豪語していた私も、今やすっかりタイムフリーに寝返っております。だって便利なんだもん…!私の家、聴取可能地域の番組もFMだとちゃんと入らないしさ。

そんな私、フォロワーに録音のデータを送ってあげることもしばしば。最近はデータ自体が膨大な量になってきたのとシェア用アプリの運用がしんどくなってきたのでうやむやにしてしまってますが。ほんとにごめん。

時々録音の方法を訊かれることもあるので、そういうときにこのページのリンクをぴゃっと貼って返事すれば楽だなー、と思い今これを書いておる次第です。もしよかったらご参考にどうぞ。

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私はCDに何を求めるか②

前回

vanilla73831.hateblo.jp

 

とか言ってまたしばらくわたしの趣味嗜好の話になりますが、「それわかるマジ卍」と話しかけてくれる同類が現れることを祈りつつ続きを書くよ。前回書き忘れてたけど、『I LOVE YOU TILL I DIE』やBrian the SunHEROES』のような縦向きジャケもめっちゃ好きなんだよね。

 

今回はブックレット。内容が内容なので写真は載せられませんが。

 

私の好みのブックレットはいくつかの種類に分けられます。

⑴歌詞の配置が特殊タイプ

⑵セルフライナーノーツ付きタイプ

⑶写真がすきタイプ

エトセトラエトセトラ。

 

⑴に該当するのは昔のフォーリミとかBURNOUT SYNDROMESとかかな。

フォーリミ変わっちゃったから新譜の楽しみが一つ減ったよなあ。。私が知ってるのは「sonor」「monolith」「YON」「CAVU」「TOY」「AIM」だけなんだけど、自主で作ったシングルとかはどうなんですかね。マーキングオールが違うのは知ってます。

最初にCAVUの歌詞カードを見たとき、読みづらすぎて頭が痛くなった。私はCDを借りてくると必ず大学ノートに歌詞を写すんですが*1、正しいスペースの入れ方や改行が分からなかったためあえなく断念。なので『eureka』以前の音源に収録されてる曲を覚えるときは、歌詞サイトの力を借りることにしました。歌詞カードはアートとして楽しんでます。“soup”の歌詞の配置が好き。

 

バーンアウトは『檸檬』の歌詞カードを見たとき、すっごいきゅんとしました。何がいいってまずフォントが良すぎませんか。しかも縦書きだから英字部分は字の向きが変わるんです!すき。頭脳明晰な音楽にしか許されないタイプの歌詞カード。

歌詞がモチーフに囲まれてたり、特定の文字が行ごとに角度を変えたり。まじで説明が難しいので現物を見ろ。こんなブログ読まんでええわい。

 

⑵これもっといろんなアーティストがやってくれればいいのに。

 

 

⑶には特に取り立てて言うことはない。

 

そしてこれはどれにも該当しなかったのでここで触れるんですが、たまにブックレットの紙質がコート紙ではなく、ざらりとした手触りの普通の紙のときは「嗚呼…」と思います。語彙力。

 

 

 

 

そして忘れてはならない「シークレットトラック」。

私の経験上、シークレットトラックは普通に明記されてる曲と同じトラックに入れられているか、独立したトラックでめちゃくちゃ曲の間が空いてるかだったんですが、世の中には「一曲目の前に収録されており、巻き戻さないとわからない」というけったいな形式もあるそうですね。いずれにせよ配信だとシークレットトラックが無きものにされていることが多いし、他の曲と併せてひとつのトラックにまとめられている場合だと2曲とも抹殺されてしまうので、やはり数百円の違いならCDのがいいんじゃないかと。

シークレットトラックって大体において結構ふざけてたり振り切ってたりするから買いだよ、買い。損得の話じゃないけどさ。ただたまにBLUE ENCOUNTの『≒』よろしくマジでいい曲入れてくる空気の読めないアーティストいるから困る。好き。

あとこれもオフィシャルのインタビューで言ってたからいいよね、『あいなきせかい』のシークレット、まじで最初聴いたときうちのコンポが変な電波に乗っ取られたんじゃないかって思った(笑)あれナイサーで演らなかったのすっごい残念だけど「カフカ登場」だの「遅れてきたルーキー」だの、果ては「We are KFK」ってあの空間で歌われようもんなら、私お家に帰るときにお骨になってただろうから賢明な判断だな(不謹慎)。*2

 

ちゅーか 私なに?あいなきせかい好きすぎかよ…

 

CDは聴くときにかかる手間も丁度いいよね。

スマホで音楽を聴こうと思ったら、液晶を一度タップするだけで済んでしまうから、なんだかすごく味気ない気がする。まあ、新しい世界を知ろうとしているとき(例えば友人から教えられたバンドのMVを見ようとしているとき)、緊張と期待で右向きの三角に触れるのをためらい、唾を飲み込んだのち意を決して画面に触れるときの、あの感覚はなかなかオツなもんですけどね。ストリーミングはあんま好きくないです。

それならもっと手間のかかるレコードとかカセットのがいいんじゃねえか、と。しかしこれはね、スマホの音楽アプリ・12cm・8cmCD・MD・USBレコード・カセット全部通ってる私が言わせていただきますが、レコードはまじでわからん。

一度両親に手伝ってもらってロキゾンのアナログ聴いたんですよ。でも制約が多すぎて自分1人では操作ができず、またメンテ用の道具の多さにも途方にくれ、それっきり。プレーヤーは(なぜか玄関で)埃をかぶっている。タワレコキャンペーンのアカウントさん、せっかくいただいたのに使いこなせなくてごめんなさい。

カセットもね、これ私がめっちゃ部屋に引きこもってた時の話なんですが、自分の部屋にいるじゃないですか。灯りはつけずに窓辺で日向ぼっこしてるんですよ(私の部屋は日当たりがいい)、ポンコツのラジカセでジョージ・ウィンストンのカセットを聴きながら。あったかいなあ、心地いいなあ…とうつらうつらしながら音の波に身を任せかけたそのとき、曲が途中で止まる。カセットをひっくり返すために立ち上がらなきゃいけないこのやるせなさがあなたには分かりますか。

 

それでいうとCDってすごく優秀で、レコードやカセットよりも手間がカットされていて、デジタルデータよりも儚い。しかも丈夫。これどこで聞き齧ったのか覚えてないけど、CDは復元用信号がきちんと記録されているので、放射状についた傷なら再生に支障が出ないんですって。まあいつかダメになってしまうことが避けられない代物ではあるにせよ、寿命が長いに越したことはないからな。

 

加えて、私のような収集癖のある人間にはCDはうってつけだと思います。スニーカー集めたり楽器集めたりもいいけど、やっぱり一個あたりの金額が馬鹿にならないんだよな。CDもまあまあ値は張るけど、500円で買えるCDもあるし。私のおすすめはこれです。

 

うるさい

 

 いやまあ500円シングルは「青い春」しか持ってないけどさ…「うるさい」好きなんだよね…(遠い目)

 

 

 

あとCDが好きな人って、その1枚1枚に相当な想い入れがあると思う。

例えば私の場合だと、アンパレは初めて衝動買いして初めて音楽で泣いた1枚だし、『pulse』はカフカ最後のライヴで買った1枚だし、Brian the Sunの『HEROES』は高校入試の前の夜に買ったし、みたいなね。ものによってはシリアルナンバーとかも入ってるし(Getting Better所属バンドに多い印象)。

 

もし私が「私とCD」っていうテーマで何かに文章を寄稿するとしたら、去年の夏に母の実家に帰省したときにさよならパリスのアルバムを買って、祖母の家の2階にひとりで引きこもってずっと聴いてたときの話を推します。エアコンは無いけど風通しがいい部屋で、歌詞カードを見ながら、安いコンポから流れる音を聴いてるうちにだんだんぼうっとしてきて*3、最後まで聴き終わったあともなんとなくぼんやりしてたら下から「ご飯やで」と呼ばれて「はいはい」と返事をして降りていった時の、あの優越感と背徳感!気分はまさしくTEENAGE GOONIESでした。今日もまた一人地下室へ潜った…わたしがいたのは地上2階でしたけど。

 

…グダグダしてきたからもういいかな?次回で一応〆ます。

*1:というか歌詞カードを破損したくないし、うっかり他人に触られてシミでもついてはおおごとなので手持ちのCDでもやります

*2:ナオヤさん、不謹慎の正しい使い方は多分こっちですよ…

*3:熱中症になったオチとかではない

私はCDに何を求めるか①

思えばちゃんとしたブログは音楽雑誌区分わけ以来書いてないんですね。反省。

 

昨夜フォロワーさんと

「レア音源やらをメルカリに出してる人たちの気が知れない。パソコンに取り込んだだけなので美品です、とかむかつく」「わかる。好きだった頃の自分を否定したいのか?CDの未来は俺たちの手で守って行こうや兄弟」

という話をしましてね。言うまでもありませんが後者が私です。

 

私のタイムラインにはプレーヤー持ってないくせにレコードを買ったり、私が「KFKのコーチジャケットを買うかなぁ、それともsumikaかSlimcat観に行くチケ代に使うかなぁ」と悩んでいたら「全部やれ」という力強い言葉をくれたりする、どうしようもない愛すべきオタクがいっぱいいます。この前なんか自分が買ったCDの総額を計算するという命知らずなことをやってるやつもいました。

 

しかしやっぱりCDは売れていないらしい。

みんな配信買うとかストリーミングとかYoutube、それはまだいい方で違法サイトに手出してるやつもいる。私の周りはCDに取り憑かれてる人ばっかりなのに、形のあるメディアは廃れていっているのだ。

 

まあ時代の流れもあるからさ、仕方のないことではあると思うんです。かくいう私もKFKの実装と同時にSpotifyを落としたんですけど、ほんとCD買うのがアホみたいに思えても仕方ないくらい曲が入ってる。*1LINE MUSICを無料期間に使い倒したときも、曲数こそこっちの方が少ないんだけど便利なんですよね。SUPER BEAVERのメジャーアルバム入ってるんだもん。別に買おうと思えばiTunesとかで買えるけど、3000円出して十数曲分のデータを手に入れるよりも500円出して聴き放題のが経済的だしね。

 

まあ私もSpotify使うし、Eggs使うし、SoundCloudも使うし。ただしMusic FM、てめえはダメだ。昔フォロワーがこのアプリのスクショあげてるの見つけて即ブロしましたよ。

 

でもやっぱり配信サービス使っても帰ってくるのは「CDっていいなあ」なんだよね。今からそういう話をする。画像多いのでWi-Fi環境推奨。

 

 

 

まずは私のお気に入りCDをご覧いただきましょうか。

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さよならパリス『I LOVE YOU TILL I DIE』

カフカ『あいなきせかい』

ともに2016年の作品。

 

この2枚はデザインが素晴らしすぎる…!

まずこれをご覧ください、

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そんな…色付きケースだなんて…!!

 

 

何を隠そう私はこの手のケースが大好きなのである。

昔好きだったmiwaちゃんのCDは「初回限定カラートレイ」ってのがあったんですけどそれは私の好みと微妙に違うんですよ。

miwaちゃんのやつはなんか特別感あるじゃないですか。私が好きなのは「一度壊してしまったら市販品では替えが利かない、それだけで完結してしまってるカラートレイ」かつ「それが何てことのない、さも当たり前かのように鎮座している」という事実まで込みなわけです。

 

特にさよならパリス、f:id:vanilla73831:20180222151412j:image

これは父のものなんですけど、プリンセスプリンセスのシングルセレクション、これも該当部分をよーくご覧ください。

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アッ…

 

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アッ!!!!!!!

 

貴方にはおわかりでしょうか。多分フォロワーの何人かは悶絶すると思う。

さあ、さよならパリスのCDケースも開け…

 

 

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ウワアアアアアア!!!!!!!!!!(歓喜)

変な撮り方なのは部屋が写り込んでしまうからです。お許しを。

 

わかりますか?この良さ。21世紀ノスタルジック!!*2

このレーベル面へのプリントを最小限に留めたデザイン、めっちゃタイプです。その分指紋が目立つので取り扱いが大変ですが、胸キュンデザインをきれいに保つためならお茶の子さいさいだわ。

類似デザインに、私の持ってるやつだと『カフカ×club乙 コンピレーションアルバム「pulse」』があるんですが、

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惜しいんだよなあ…それで言うとほんとにシンプル極めてるのは『Sirius e.p.』なんだけど、ちょっと味もそっけもなさすぎるなと。それより『あいなきせかい』やKFK『ラブソングフォーディストピアシティトーキョー』の単色使いレーベルのほうが私は好き。

 

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レーベル面のプリントでドンピシャなのはカフカの『空を継ぐものたち』なんですけどね。これはもうどタイプすぎて紹介するのが惜しいので、皆さん買いましょう。カフカの3ピース時代の音源で私がいちばん推してる盤です。

tower.jp

sumika『新世界オリハルコン』の盤面も可愛いですよね。

 

 

ちょっと疲れてきたのでシリーズ化することにします。それではまたお会いしましょう。

*1:今はもっぱらghost like girlfriendを聴くのに使ってる

*2:「大人になんかならないでね」の仮題

おしらせ

あけましておめでとうございます。

2か月以上更新を空けてしまって申し訳ない。どうせこんなブログ読んでる人なんていないだろうけど一応謝っておこう。前ブログの下書き機能含め40近い下書きはあるんですけど、私文を書くのは好きでも書ききるのが苦手なんです(カス)

 

そんな文を完成させるのが苦手な73831チャンからおしらせ。

 

はてな内の別ブログにて、カフカラストライヴの感想文を投稿いたしました。

i-love-rock.hateblo.jp

 

リンク先は限定公開なのでお気を付けください。私の本垢のIDを入力すれば入ることができます。

KFKのツアー終了と同時に消すつもりなので、ご興味がおありな奇特な皆々様におかれましてはお早めに閲覧なさることをおすすめします。

 

そんなわけで、今年も本ブログ「雑記帳」を御贔屓願います。

実はブログ名を変えたがっていたりもするので、候補をあげてくださる方いらっしゃいましたら御一報ください。

 

それでは

独断と偏見による音楽雑誌の特色早見表

2月にSHOW BY ROCK!!のアプリを始めた私、そのタイミングで好きなバンドの新規大量入荷があったので、今月始めに久々に手持ちの雑誌を引っ張り出して読んでた。

BIGMAMAめちゃくちゃロキノン出てない?ものすごい得した気分だよ。

 

私の手持ちの雑誌の数

ROCKIN’ON JAPAN 12冊

Talking Rock! 3冊

MUSICA 1冊

GIGS 2冊

GO!GO!GUITAR 3冊(たぶん)*1

音楽と人 4冊

計 25冊(たぶん)

 

数字にしてみると意外と少ないけど、ロキノン1冊が馬鹿みたいに分厚いし重い。嵩がでかいんだわ。

中古屋で買ったものも含むけど、あって5,6冊ぐらいだと思う。多いか。

ロキノンの別冊も5冊ほどあったかな。集計には入れてないですけど。

しかしこんだけ買ってるのに懸賞当ててくれないロッキングオン。クレーム入れるっパー!*2

 

そんなわけで本エントリーでは、一ロックファンであるこのわたくしめが独断と偏見でそれぞれ雑誌の特色と長所短所をあげていこうと思います。誰得とか言うんじゃありません、坊や。ぶっ飛ばすぞ。

 

  1. ROCKIN’ON JAPAN
  2. 音楽と人
  3. Talking Rock!
  4. MUSICA

 

ROCKIN’ON JAPAN(株式会社ロッキング・オン発行)

少女漫画雑誌で言うところのちゃお。いや私ちゃお買ったことないし、もっというと漫画雑誌なんてちゃお以外読んだこともないんだけど、聞くところによると付録が豪華だっていうんで。

ええ、付録豪華なんです。というか付録が付いてくるのって、音楽雑誌の中ではこれくらいしかないんじゃないでしょうか。

私が持ってる中でいちばん好きな一冊はまさにロキノンでして。昨年(2016年)の10月号なんだけど、04 Limited Sazabysのアルバムリリースに伴って彼らのインタビュー単独の別冊が付いてきた号。それ目当てで買ったら、オリジナルのコンピレーションCDが付いてきたんである。

JAPAN'S NEXTというシリーズコンピの7作目だったんだけど、そのときは単なるおまけにしか感じなかったそれが、私がsumikaに溺れ始めるきっかけになるんだから人生分からんもんだよね。ちなみにその時の話はあちこちで書き散らしてるんで、暇なときにでも探して読んでみてくださいな。興味あったらだけど。

関係ないけどその号をこないだ読み返してみたら「あいなきせかい」の時のカフカのミニインタヴュー載ってて思わずガッツポーズしたよ。

 

勿論本誌の内容が悪いわけではないんだけど。ただこれから挙げる雑誌と比較すると、音楽的な内容よりはアーティストのパーソナルに迫る要素の方が強いと思います、個人的には。だから新曲の裏話を聴きたいならほかの雑誌の方がいいと思うけど、例えばフロントマンの生い立ちの話なんかは2万字インタビュー企画のあるロキノンがいちばん内容濃いかも。したがって音楽雑誌という立ち位置だとちと弱いかな。関係者の方の目に留まったらどうしよう、このブログ。(笑)

連載も面白いです。みずしな孝之さんの「妄想トリビュート」が意味が分かるとオモロイ話的な感じで読んでて楽しい。あとJAPAN TIMESの扉の写真とか、爆飲会とか。爆飲会超好き。TAKUMAさんの回が好きだったけど、好きなアーティストにはかなわないよねぇ、やっぱ(笑)

私が初めて買った音楽誌は2年前の春にmiwaちゃんの別冊目当てでドキドキしながらレジに持ってったロキノンです。当時こそ「つまらんな。もう買わんやろな」と思ったけど滅茶苦茶買ってる。しかも今になって見てみたらビーバー載ってた。

 

 

音楽と人(株式会社音楽と人発行)

そもそもバニラズの連載が無ければ知りもしなかった雑誌。しかも今は片岡健太氏のコラム連載もあるよね。健太さんの文章大好き。

他の雑誌との大きな違いは読者層かなと。分かりやすく言うと取り上げるアーティストが違う。今私の手元にあるのは今年の5月号なんですが、表紙がゆず。あとTHE COLLECTORSの武道館密着が載ってる。あと山崎まさよしが連載やってる。今回取り上げてる4誌の中では音人以外そんなに載ってないんですよ(私の所持する雑誌の中では)。

あと編集さんと大御所アーティストの距離感が近い。さっき言ってたまさよしさんの連載は古株の編集さんと一対一で喋ってる内容(たまにスタッフさんも加わる)なんだけどお互いの呼び名が「山さん」と「チリ毛」だし。で、これはまさよしさんがブリしゃぶをした話か何かだったと思うけど、編集さんから「なんで呼んでくれなかったの?」みたいな発言があったりする。ファンじゃなくても読んでて面白い。

あと特徴的なのがレヴュー。ボリューム感はないんだけど、8人のライターさんに各々1ページずつ割り振られてて、その半分でコラムを書き、もう半分ではひとり7枚ずつ新譜のレヴューを書くの。その7枚のチョイスがひとりひとり違って、被った盤のレヴューを読み比べるのが楽しい。メディア露出が極端に少ないアーティストのレヴューを見つけると得した気分になるよ。

 

 

Talking Rock!(株式会社トーキングロック発行)

これは思い込みだけど、私の周りの人たちが読んでるのはこれが最も多いのではないかと。ただし隔月刊。臨時号バリ多いけど隔月刊。

インタヴューの内容としては曲そのものの話が多いかな。そこに至るまでの導入も長くて濃いので読んでて飽きない。トーンは、音楽と人とまではいかなくても雑談っぽい感じであまりお堅くないですね。私は音人の方が好きだけど、こればっかりは好みですから。写真も綺麗。

例えば私が好きなバンドのファンになったばかりの友達が、好きなバンドが載ってる雑誌を初めて買おうとしてるならこれを薦めると思う。

バックナンバーの取り寄せが可能なのもいい。しつこいようだが隔月刊誌ですし、あまりあれこれ悩まなくて済むかも。ただ、変に1冊だけ売り切れたりしてるから困る。(笑)

これは余談なのですが、私が持ってる3冊はバックカバーがフォーリミとバニラズとビーバーです。そしてこれも余談なんだけど、こないだビーバー目当てで買った号の投書コーナーに、垢消しした元相互フォロワーの絵が載ってて変な声が出ました。多分変な声出したのは私だけじゃないと思う。悦くん、見てるか?(実名を出すな)

 

 

MUSICA(株式会社FACT発行)

私が持ってるのはブックオフで買った2015年の11月号のみ。KEYTALKの武道館前だよ!私が彼らを知った直後だよ!ひえー!!笑

この雑誌のレヴューが本当に大好きなんだ!まずレヴュー欄を担当するライターがとても多い。そして現役ミュージシャンが多い。私の好きなSUPER BEAVERからもぶーやんと柳さんが寄稿してる。あとthe band apartの木暮さんも。知らないアーティストの新譜のレヴューでもつい読んじゃうけど、木暮さんが寄稿してるアーティストは邦か洋かすら分からない上に難しい言葉ばかりが並んでるから大体途中で読むのやめちゃう。

話を元に戻す。本業のライターさんのレヴューも勿論いうことない。この雑誌は1枚の新譜のレヴューを3人のライターさんが書いてるんだよね。

私がその良さに気づいたのはSALLYのリリース時に立ち読みしてた号なんだけど、banbiのシングルとSlimcatの新譜を取り寄せ予約して一銭の余裕もないくせにレヴューだけの為に*3買うか本気で悩んだくらい。

インタヴューはこの4誌の中でもボリューミーな方だと思う。前述したトーキングは作品そのものを掘り下げるタイプだったけど、MUSICAは制作のバックホーンにフィーチャーするタイプかな。

 

 

おまけ

 

GO!GO!GUITAR

雑誌の種類が種類なのでまずボーカルとギターにばかり焦点が行きます。機材然りインタヴュー然り。これはあまり教えたくないけど、実はアーティストグッズの読者プレゼントはこの雑誌が狙い目かも。この雑誌の掲載情報をオフィシャルHPに載せないことがほとんどなので。ただしサイン入りポスターなどの類はメンバーが大幅に欠けてます。

 

GIGS

機材の詳しい話を知れたり、いろいろな楽器の試奏してるバンドマンの写真を見られるというだけで割と独自性はあります。あと機材や楽器の広告がいっぱい載ってて胸が高鳴る。ブルエン表紙の時に読プレでサイン入り色紙を頂いたので、単純な私は贔屓にしようと決めた。まあそれはゴゴギも同じなんだけど(笑)*4

 

 

 

 

まとめ

石左さんは「音楽誌なんてものはオワコンじゃないのか」と仰ってましたが、私は興味ないアーティストの記事も含めてガンガン読みます。意外と面白いよ。そこから好きになったアーティストとかはいない。多分私はただの活字中毒なんだろうね。

今回紹介した面々は単に私の手元にあるものに限定した内容なので、もしここに加筆したい方などいらっしゃればこの記事を引用してご自分のブログなんかに追記していただければと思います。

妹がドル誌を買い漁ってたのでよく分かるのですが、音楽誌は冊数こそ少ないものの1冊の値段がべらぼうに高いので、バンド好きの特権であるフリーペーパーを駆使してある程度で満足することもテだと思います。私はそれを切っ掛けにフリーペーパー収集という新たな扉を開き今に至りますが。

勢いのあるバンドだとたまに公式情報一切なしでファッション誌とかに載ってますが、それはひとえに全部追ってたらキリがないという公式からのありがたいお告げなので(多分違う)わたしは基本立ち読みで済ませています。ただ私の本棚には「顔が良すぎた」という理由で、15センチ四方くらいの小っちゃいフォーリミインタヴュー記事の為にブックオフで108円で購入したセブンティーンがおります。また私はバンドマンの恋バナフェチでもあるので、音楽誌ではなかなか語られない恋の話が読みたくて買いたくなることが多い。そして手に入れたあとは「うわwwwキャラ作ってやんのwwwwww」って笑ってます。性格の悪さが露呈してますね。

 

買う雑誌に迷った時にでも参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆SHOW BY ROCKやろうな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

*1:妹っちに何冊かあげたのでいまいち把握し切れてない

*2:SHOW BY ROCK!!ゲーム内バンド「テケバキツ荘」ボーカルのタケッパー(クレーマー)の真似です。キャラモデルは「ウソツキ」ボーカルの竹田昌和氏。

*3:ロキノン買ったから満足してた

*4:隼ちゃんのピック頂いた。現物に付いた無数の傷にドキドキしたよね

無題

ども!73831と申します。

 

 

ameblo.jp

つい最近までアメブロでこういう記事書いてました。

 

 

マイパーソナル、もうすぐ16歳、女子、四国在住、バンド大好き!

以上!

 

で片づけるのはあまりにも乱暴なので、軽く自己紹介。

 

 

 

 

主にgo!go!vanillas、sumika、カフカ、さよならパリス、SUPER BEAVERの音楽をはじめとした、比較的健康的なカルチャーを吸い上げて生きております。

ギターと読書とSHOW BY ROCK!!とキティちゃんが好きです。よろしゅう。

(好きなバンドもっといっぱいいるんだけども、それはまたいずれ)

 

 

四国のどこかの私立高校を退学したがってる、形だけは女子高生でございます。

ライヴは好きですが、バンドは来ないわお金はないわであんま行けません。ただ両親に理解があり、小学生の妹もTHE ORAL CIGARETTES好きなので家族でライヴ遠征したりフェス行ったりしてます。

父は忌野清志郎ギターパンダが好きで母は洋楽好き(ただし先だってのモンバスではKEYTALK観たがってましたし、sumika高松の家族参戦も母たっての希望でした)、

妹はTHE ORAL CIGARETTES、Hey!Say!JUMP、山崎あおいとアーティストこそ違えどその系統はもろに私と同じ嗜好です。

 

 

で、よ。なんで私があんなにやりたがってたアメブロからここに乗り換えたか。いや厳密には垢消ししてないし、はてなブログの投稿バナーめちゃくちゃ分かりにくい仕様だから出戻る可能性も大なんだけど。

 

 

 

簡潔に言うと、書きたい文体が変わりました。

アメブロはなんかもっとこう、私が書きたい文章よりも大分ライトな感じ。あと改行を頻繁にしないといけないような気がして息がつまる。あのバナーはだめ。私に優しくない。

だけど書きたい文体が変わったからっていきなり感じを変えると変だし、乗り換えを決断するにはまあ十分な理由だった、というか。

 

はてなブログにしたのはフォントやブログデザインが好みだったし、脚注つけられるし、何より面白いジャニヲタさんはみんなはてなユーザーってことで。

私ジャニヲタじゃないけどね。でもよく読むんだよね、俗にいうアルファツイッタラーのジャニヲタさんのブログ。私はまだ勝手分かってないからアレだけど、もし出来るのであれば私が読者登録してるブログを覗いてみたらいい。ことごとくジャニーズ関連だから。

というかはてなブログって言うサービス自体、ジャニヲタを除いたら専門職の人かモッシュに加わらないタイプのロック好き、育児ブログかアフィリエイトしかないイメージあるもんな(偏見)。私みたいにへらへらした女が利用していいほど敷居の低いサービスなのかな。今更心配になってきた。元々はてブロって招待制のサービスだったって話だし。まあ、かの有名なARuFaさんもはてなだしいいか。ブロガーの癖に全然更新してないけど。悪口。

 

まあそんな訳で、当分はあっちと併用していくつもり。別館としてになるけど、今日からはここでも書かせてもらうよ。

よろしくね。