思えばちゃんとしたブログは音楽雑誌区分わけ以来書いてないんですね。反省。
昨夜フォロワーさんと
「レア音源やらをメルカリに出してる人たちの気が知れない。パソコンに取り込んだだけなので美品です、とかむかつく」「わかる。好きだった頃の自分を否定したいのか?CDの未来は俺たちの手で守って行こうや兄弟」
という話をしましてね。言うまでもありませんが後者が私です。
私のタイムラインにはプレーヤー持ってないくせにレコードを買ったり、私が「KFKのコーチジャケットを買うかなぁ、それともsumikaかSlimcat観に行くチケ代に使うかなぁ」と悩んでいたら「全部やれ」という力強い言葉をくれたりする、どうしようもない愛すべきオタクがいっぱいいます。この前なんか自分が買ったCDの総額を計算するという命知らずなことをやってるやつもいました。
しかしやっぱりCDは売れていないらしい。
みんな配信買うとかストリーミングとかYoutube、それはまだいい方で違法サイトに手出してるやつもいる。私の周りはCDに取り憑かれてる人ばっかりなのに、形のあるメディアは廃れていっているのだ。
まあ時代の流れもあるからさ、仕方のないことではあると思うんです。かくいう私もKFKの実装と同時にSpotifyを落としたんですけど、ほんとCD買うのがアホみたいに思えても仕方ないくらい曲が入ってる。*1LINE MUSICを無料期間に使い倒したときも、曲数こそこっちの方が少ないんだけど便利なんですよね。SUPER BEAVERのメジャーアルバム入ってるんだもん。別に買おうと思えばiTunesとかで買えるけど、3000円出して十数曲分のデータを手に入れるよりも500円出して聴き放題のが経済的だしね。
まあ私もSpotify使うし、Eggs使うし、SoundCloudも使うし。ただしMusic FM、てめえはダメだ。昔フォロワーがこのアプリのスクショあげてるの見つけて即ブロしましたよ。
でもやっぱり配信サービス使っても帰ってくるのは「CDっていいなあ」なんだよね。今からそういう話をする。画像多いのでWi-Fi環境推奨。
まずは私のお気に入りCDをご覧いただきましょうか。
さよならパリス『I LOVE YOU TILL I DIE』
カフカ『あいなきせかい』
ともに2016年の作品。
この2枚はデザインが素晴らしすぎる…!
まずこれをご覧ください、
そんな…色付きケースだなんて…!!
何を隠そう私はこの手のケースが大好きなのである。
昔好きだったmiwaちゃんのCDは「初回限定カラートレイ」ってのがあったんですけどそれは私の好みと微妙に違うんですよ。
miwaちゃんのやつはなんか特別感あるじゃないですか。私が好きなのは「一度壊してしまったら市販品では替えが利かない、それだけで完結してしまってるカラートレイ」かつ「それが何てことのない、さも当たり前かのように鎮座している」という事実まで込みなわけです。
特にさよならパリス、
これは父のものなんですけど、プリンセスプリンセスのシングルセレクション、これも該当部分をよーくご覧ください。
アッ…
アッ!!!!!!!
貴方にはおわかりでしょうか。多分フォロワーの何人かは悶絶すると思う。
さあ、さよならパリスのCDケースも開け…
ウワアアアアアア!!!!!!!!!!(歓喜)
変な撮り方なのは部屋が写り込んでしまうからです。お許しを。
わかりますか?この良さ。21世紀ノスタルジック!!*2
このレーベル面へのプリントを最小限に留めたデザイン、めっちゃタイプです。その分指紋が目立つので取り扱いが大変ですが、胸キュンデザインをきれいに保つためならお茶の子さいさいだわ。
類似デザインに、私の持ってるやつだと『カフカ×club乙 コンピレーションアルバム「pulse」』があるんですが、
惜しいんだよなあ…それで言うとほんとにシンプル極めてるのは『Sirius e.p.』なんだけど、ちょっと味もそっけもなさすぎるなと。それより『あいなきせかい』やKFK『ラブソングフォーディストピアシティトーキョー』の単色使いレーベルのほうが私は好き。
レーベル面のプリントでドンピシャなのはカフカの『空を継ぐものたち』なんですけどね。これはもうどタイプすぎて紹介するのが惜しいので、皆さん買いましょう。カフカの3ピース時代の音源で私がいちばん推してる盤です。
sumika『新世界オリハルコン』の盤面も可愛いですよね。
ちょっと疲れてきたのでシリーズ化することにします。それではまたお会いしましょう。